精神科から精神科への転院の診察が始まりました。
転院先の院長、スタッフと父は、初対面となります。
院長は、慎重に話を始めました。
穏やかにゆっくりと。
「施設での生活に向けて治療をしましょう。慢性硬膜下血腫、自殺未遂の経緯がありますよね」
父は、
「はい」
とは答えました。
院長は、優しく、治療や検査をして、施設での生活に向けて頑張りましょうと父に話をします。父に安全のために”保護入院”とする事を伝えました。
しかし、父は反応しません。
院長は、保護入院の説明を何度も何度も繰り返し父に話し掛けます。
しかし、父に反応は、ありません。仕方なく私が、
「検査や治療のために入院しようね。書類にサインしよう」
と父を促しました。
ようやく、書類の手続きがはじまりました。特別な反発は無く、父と私の署名が終わりました。
父が、
「小遣いなどが気になる、携帯電話とか」と言ったので、私が、
「大丈夫だよ。困らないように今までと同じようにするから」と答えると父は
「そうやって、俺に内緒にするのが嫌なんだ!」
と、声を荒げて言いました。院長が、
「そう言う言い方は、良く無いと思うよ。それでは、コミュニケーションが取れないよ。娘さんは、今、大変でしょう?」と父に注意しました。続けて
「携帯電話は、この病院では禁止になっています。我慢も治療です。今、口元が止まらないの解っていますか?」
父は、
「解りません」
院長は、
「そんな口元では、施設では受け入れてもらえませんよ。それに、自殺未遂が施設を探すのに大変になっているんですよ」
父は、無反応😩 院長が父に
「今から出来る検査がありますが、お疲れのようなら、またにしますがどうしますか?」父は、
「いえ、大丈夫です。」
父は、身体の検査が大好きなんです。検査して、不安になる事も多いのに、検査しないのも不安なのでしょう。なにしろ、強迫観念障害ですから。
父は、スタッフと検査へ。身元引き受け人となる高齢者団体の方は、書類の手続きへ。私と夫、従姉妹は、入院生活に必要な物の検査の為に病棟へと別れました。
ここまで、1時間半程。まだまだ、終われません😓
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