母が亡くなって、12年を過ぎました。
長い闘病の末に旅立ちました。父は、母が命に関わる状態でも、自分中心の生活をしていました。
母が亡くなると、
「まさか死ぬとは思っていなかった」と言って酒に浸って泣いていました。
しかし、母の遺産相続への動きは、早かったです。
母の葬儀が終わり、少しずつ日常に戻りつつある時、父が子供達に母が亡くなった手続きの為と
「市民カードを寄こせ」
と集めて回ったのです。市民カードは、印鑑証明の交付を受けるためでした。それが、遺産相続の為とは後で知ることになりました。
まだその頃は、父親だと信用していました。増して、母が亡くなったばかりで、そんなに早く相続を行うとは思いもよりませんでした。
母の実家は商売をしており、お金の余裕がありました。今、父が住んでいる土地も母の実家から譲り受けたものです。
祖母が、母に少しずつお金を渡していている事を知っていました。けれどその遺産がどの位あるかまでは知りませんでした。
父は、子供達に相談も無く、了承を得る訳でも無く、母の遺産を相続しました。
勝手に子供達の遺産放棄の手続きをしてしまったのです。全く、書類など書いてないのですから。
今なら、親だからといって勝手に印鑑証明の交付は受けられないでしょう。しかし、まだ母が亡くなった頃には、個人情報保護法が施行されたばかりの時期で取り扱いが緩かったようです。
私達子供は、びっくりしましたが、
「まぁ、いずれ自分達が相続するのだから」
とあまり気にしていませんでした。
父は、精神科の受診をしていましたし、頑固で我儘だけれど、毒親とまでは思っていませんでした。
まさか親から、訴訟をされるなどと思いもしなかったので、今は勝手に相続された事を悔やんでいます。
弁護士には、母の遺産相続のやり直しも可能だと言われましたが、裁判との関わりもででくるでしょう。
親だからと信用して、勝手な行動を認めてしまった私達にも非はあります。悲しむ振りをして、相続だけちゃっかりと済ます父。
もう毒親振りは、全開だったのです😱
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