落ち込んで悲しんでいるばかりの私に、看護師さんがそっとSさんと引き合わせてくれました。
2016年5月の事です。 私は、腫瘍マーカーが上がり ハーセプチン+パージェダ+パクリタキセルの治療中で不安な気持ちでいる時でした。
彼女が、私の同じ病気の方との初めての友人となりました。Sさんは、30代で初発の乳癌を患いましたが、10年の経過も経ち一安心されていました。確か14年目だったと記憶しているのですが、腰が痛くてどうしようもなくなり病院に。そこで、乳癌の転移を告げられたそうです。私との出会いは、再発治療中でした。
Sさんは、とても前向きで行動的な素敵な方でした✨ お料理教室を開いたり、飲食店でのアルバイト、習い事などとてもアクティブで私とは、正反対の方でした。
Sさんが自宅🏠に呼んで下さり私の話を聞いてくれました。
「中々、病気を受け入れられなくて…」
「そりやぁ、そうだよ。いくら熱心に私の心配をしてくれてもね、あなたは、元気だよねって、思っちゃうし、これは、なった人じゃないと解らないよ」
気さくで明るく話し易い事と、同じ病気のSさんとの会話は、心を許して共感でき、気付くと涙が溢れていました。
娘の作品
イヤーカフ
大きな玉の方にお花🌼が入っています。(解りにくいかな?)
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